運動やその他の工夫

運動を取り入れよう!

多発性硬化症は様々な不快症状が現れることで、つい気分も沈みがちになり運動不足にもなりやすくなります。

 

そこで気分転換やストレス解消に役立つだけでなく、それにより健康増進にもつながる、適度な運動を取り入れてみましょう

 

但し医師と相談しながら自分の症状の程度に合った運動を心がけていきましょう。

体温の上昇を防ぐ工夫

人は体温が上昇すればそれだけ、必要となるエネルギーを作れなくなります。

そんな身体には本来、汗をかいたり呼吸するなどで体温を下げる冷却システムのような働きがあることで、通常は一定の水準が保たれた体温となっています。

 

しかし多発性硬化症にかかると、この冷却システムが正常に機能しないことがあり、更に多発性硬化症では体温が上昇することで、一時的に症状悪化が見られるため、日頃の生活の中に体温の上昇を防ぐ工夫を取り入れていきましょう。

 

そこで「体温の上昇を防ぐ=涼しく過ごしつつ活動する」をするために、どんな工夫が必要か考えてみましょう。

 

◆日々変化する気温や天気に対しての工夫

  • 淡い色で木綿の服を選ぶ
  • 帽子などで頭を覆う
  • 直射日光をできるだけ避ける
  • 空気調節がされている場所を選ぶ
  • 水分摂取量を増やす
  • 携帯できる小型扇風機などを持ち歩く

 

◆事前に計画を立ててみる

  • 気温や室温が高い環境を避ける
  • 長時間、自動車による移動を避ける

 

◆緊急時に対応できる工夫

 

  • 冷却されたゲルバックを持ち歩く
  • 水のスプレーを使用し着ている服を濡らす
  • 時間をかけて脚を冷やし、身体の他の部位が冷えるようにする

 

このように体温の上昇を防ぐ工夫をしてみましょう。

 

福祉用具を利用してみよう

今では体の不自由な人に対して様々な福祉用具が販売されています。

 

そこで多発性硬化症の場合に、このような福祉用具を利用する時には「無理なく利用できるものを選ぶ」ことが大切です。

 

様々な福祉用具の中から歩行時に役立つ補助用具についてご紹介します。

自分の症状の程度そして自分の生活環境などに適したものを選択・利用し、無理のないよう過ごせるようにしていきましょう。

 

◆歩行時に役立つ補助用具

 

T字杖

長距離歩行が難しい場合に杖を利用すると歩行が楽になります。
中でもT字杖は、体を支えつつバランスが保たれるためおすすめです。

 

そんなT字杖には、折りたたみ式、プッシュボタン式など携帯に便利なタイプも数多くあります。

ロフストランドクラッチ

T字杖のように手で握るだけで、自分の体を支えることができない人に向いている杖です。できるだけ前腕部も支えられるものがついた杖を選択しましょう。

 

このように普段の生活の中で役立つ福祉用品がたくさんありますので、自分の症状の程度などを考慮した上で、自分に合ったものを利用してみてはいかがでしょうか。

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