認知障害について

多発性硬化症と認知障害

多発性硬化症を患う人の中には、記憶や計画、洞察力や判断力といった「考えること」にについての「認知障害」がみられることがあり、この症状が現れる人の多くが軽症であるとされています。

 

 

この認知障害が引き起こされると、記憶力を始め注意力や集中力などに低下が見られる他、思考あるいは推察する能力の低下もみられることがあります。

 

そしてこうした認知障害は、軽症であれば本人も自覚していますが、重症になると本人は自分でその状況を理解できないこともあります

認知障害への対処

多発性硬化症により認知障害がみられる場合、中には日常生活に支障をきたす場合もあり、どの程度その影響があるのかは人によって異なります。特に普段から記憶のみに頼りきった生活をしていれば、認知障害により受ける影響は大きくなります

 

そのため記憶力や集中力に与える影響を少しでも抑えるために、以下のような工夫を取り入れてみましょう。

 

◆集中力の妨げとなることで記憶間違いをしてしまうことになることから、ストレスや疲労を回避しましょう。

 

◆その日やらなければならないことなど、予め決まっていることに対してはリストを作成してみましょう。(例:買い物リストなど)

 

◆予約など忘れてはならないことについて、メモ帳や手帳などを利用しメモをとるクセをつけておきましょう。

 

◆翌日にやらなければならないことなどについて、メッセージとして日誌につけておきましょう。

 

◆自宅、職場共に生理整頓を心がけ、できるだけ物の位置を移動させないようにしましょう。

 

◆気が散らないようにするために重要な話などは静かな場所でするようにしましょう。

 

◆重要な情報は何度でも繰り返しチェックし要所をしっかりメモするようにしましょう。

 

◆友人や家族など周囲の人に症状への理解と協力を求めましょう

 

このように日常生活の中に上記のような工夫を取り入れ、できるだけ認知障害による影響を最小限に抑えられるようにしていきましょう。

スポンサーリンク