脊髄障害について

脊髄障害と視神経障害

多発性硬化症の症状でよく見られるものの多くが、脊髄障害視神経障害となります。

視神経障害では視力低下などの症状が見られますが、脊髄障害では手足のしびれなど手足にその症状がみられることが多くあります。

 

例えば多発性硬化症の脊髄障害では、手足のしびれだけでなく、運動麻痺、感覚の低下などといった症状が主に見られます。これらに加え、自律神経が侵されることで排尿・排便障害といった排泄障害が起こる事も多くあります。

脊髄障害の初期症状

脊髄障害は多発性硬化症の症状として視神経障害と共によく見られる症状のひとつです。

そんな脊髄障害の初期症状には、麻性膀胱によって尿閉が起こり、そして回復期には、頻尿、失禁といった排尿困難などが起こります。

 

また手足のしびれや運動麻痺、そして感覚の低下といったこれらの初期症状が進行し悪化すると、歩行困難、両下肢麻痺など、どんどん症状が重くなっていきます。

 

そうなる前の初期症状のうちに、その症状が多発性硬化症であることをハッキリさせて、早い段階で適切な処置がされなければなりません

 

ただこのような脊髄障害は多発性硬化症以外にも、様々な病気の症状のひとつとして見られるものであることから、これらの症状から多発性硬化症であると診断されるためには、細かい検査が必要になります。

 

というのも未だにハッキリとした原因が解明されていないのが多発性硬化症ですから、それだけにその脊髄障害の症状から多発性硬化症であると確定するのも容易なことではありません。

 

だからといって、これらの症状を放置しもしこれが進行型の多発性硬化症であった場合、どんどん症状が悪化していくことになります。

 

そのため病気全般において言えることですが、早期発見、早期治療が可能になるからこそ早期回復へと繋がるわけですから、脊髄障害の症状を自覚したらできるだけ早い段階で専門医の診察を受けるようにしてください。

 

また脊髄障害の症状が見られる場合、まず考えられるのは脊髄または神経に関係のある病気であるため、症状を自覚したら速やかに神経内科を受診することをおすすめします。

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