障害される部位で見られる症状

視神経が侵された場合

多発性硬化症で現れる症状は、病変がどの部位にできているかによって異なります。そんな多発性硬化症の症状のひとつに視神経が侵されることで現れる症状があり、この場合、例えば視野が欠けたり、見えずらくなるなどがあります。

 

もし視神経だけが多発性硬化症で侵されている場合、目の奥に痛みを伴うことのある球後神経炎と呼ばれるもので、大抵の人は眼科を受診します。こうして眼科を受診した一部の人が後になって、多発性硬化症となります。

球後神経炎になると?

球後神経炎になると目の奥に痛みを伴うことがあります。

また目を動かすために必要な神経が、脳幹の障害によるものから麻痺なんてことになれば、物が二重に見える複視や目が揺れ動く眼振などの症状が見られます。

 

その他、顔の感覚または運動の麻痺、物が飲みこみずらくなる、喋りにくくなる。などの症状も現れます。

またもし障害された部位が小脳であった場合には、手の震え、真っ直ぐ歩くことが困難などの症状が見られます。

 

また大脳の場合、小脳と比べても大きさがあるので多少の病変が見られたとしても、何かしらの症状がみられることは少ないようです。

 

しかし多発性硬化症で脊髄を障害されてしまうと、胸からお腹にかけてのしびれ、

手足のしびれまたは運動麻痺、ピリピリとした痛みを伴う、尿失禁などの排尿障害などの症状が見られます。

 

そして脊髄が障害されその回復期には、突然手足に突っ張りが見られることがありますが、

てんかんとは違い、こちらは有痛性強直性痙攣と呼ばれる症状です。

 

更に、高めの温度での入浴などで体が温まり体温が上昇することで、一過性に多発性硬化症の症状が悪化する「ウートフ徴候」と呼ばれるものが起こる事もあります。

 

このように多発性硬化症は視神経や小脳、脊髄など障害される部位により見られる症状は様々です。

少しでも自覚症状を感じたら早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

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