原因として疑われるもの

多発性硬化症の原因説

多発性硬化症は未だその原因がしっかり解明されているわけではなく不明です。しかし「これが多発性硬化症の原因になっているのでは?」と囁かれている説は様々あります。

 

そんな様々ある説の中でも多発性硬化症の原因として高い可能性を持つ「遺伝」「感染」「自己免疫」のこれらについてご紹介します。

多発性硬化症の原因として可能性の高いもの

◆遺伝

多発性硬化症は、アジア・アフリカ系と欧米系を比較したとき、その罹患率に大きな差が生じています。このことから遺伝的要素によるものでは?とされています。

 

それは罹患率が低いところから高いところへ移り住んだ人や、最初から罹患率が高いところに住んでいた先住民の罹患率を見た時、それは決して高いとは言えないため、遺伝的要素によるものでは?というこの説を否定できないからです。

 

かといって家庭内での発症は高いのか?と聞かれれば決してそうではありません。そのためいくつかの遺伝子が多発性硬化症に関係しているのでは?とされています。

 

◆感染

「再発→寛解(かんかい)→また再発→そしてまた寛解」のこれらを繰り返す病態であることから、ウイルスによる感染が原因ではないかと疑われています。ですが現在までに報告された多くのウイルスの中に特異的な関連があるとされるものは示されていません。

 

◆自己免疫

根拠はまだまだ十分とはいえませんが、いくつかの免疫異常を疑わざるをえないとする所見が見られます。例えば多発性硬化症の治療のひとつである免疫抑制剤の投与がその症状に対し有効であるなどが挙げられます。

 

以上のこれらが多発性硬化症の原因なのでは?と疑われています。

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